「IT価格力」かつら市場を切り崩す
2005年1月9日号 週刊 ダイヤモンド

転→展→天職
回り道をしてつかんだ働く充実感
かつら市場は大手メーカーの独壇場だ。ロコミや営業が難しく、テレビCMなどで宣伝しない限り、新規顧客の獲得は難しい。
宮崎弥生さんがこの事業と出会ったきっかけは、知人の男性からのこんな問いかけだった。「じつはオレ、かつらを着けているんだ。いくらしたと思う?」。
あぜんとしたのはその値段だった。「正解はなんと六○万円」。なぜ、これほど高いかというと、宣伝コストが上乗せされているからなんだそうです。
女、O十代半ば、将来の当ても収入もなく、不安に苛まれ続けた当桙セったからこそ、チャンスを見出せたのかもしれない。
宮崎さんはそのキャリア人生において恵まれたスタートを切った人だ。日本移動通信(現KDDI)に一期生として入社し、梠繧フ息吹を存分に体感した。五年後に「卒業」して、米国の大学に留学。帰国後はプロバイダ会社に就職した。
ところが、この頃から行く手に影が差す。「祖母がガンを発症したんです。退社し、SOHOでホームページ制作をしながら看病しようと考えました」。
だが、魔ヘそう簡単に運ばなかった。商売は鳴かず飛ばずで、口一〇万円ほどにしかならない。「l年間もそんな状態が続くと、さずさすがに心が荒んできますよ。ハ呂・蕕惑鬚ぬ椶埜・蕕譴襪掘・・菴燭丹鼎任靴拭廖」
不安に追い立てられるように起業セミナーや異業種交流会に出席。かつらビジネスに出会ったのは、そんなときだ。
「インターネット通販で、ほかのサイトに成果報酬でバナー広告を載せてもらおう。これなら宣伝費をかけずにすむ。大手よりずっと安く提供できるに違いない」
さっそく業界のことを調べ、理容店経営者に話を聞いた。「かつらは対面式カウンセリングによるオーダーメードで販売されてきた。インターネットでは信頼を得られないよ」。
そこで全国の理容店を組織化。顧客が店に赴いて型謔閧ナきるようにした。製造先は大手の製品も受注していた中国の工場だ。
商品の価格はなんと一四万八○○○円から。競合企業に負けない品質のかつらを、大幅に安く提供することに成功したのだ。
最初は撃ノ二〜O件の注文がある程度だった。だが、五ヵ喧レ、問い合わせが殺到する。
現在では契約理容店は全国に一二店舗。年商は約七〇〇〇万円だ。
幕ニはいまや追い風に乗っている。しかし、宮崎さんはきっぱりと言う。「食べられない時代もあったんです。そこそこ生活費が稼げれば十分。それより『正しい商い』をごく当たり前に
続けていけたらな、と」。
職業:
プロバイダ会社→かつらのネット販売
生活の変化:
顧客からのメールは休日もついチェックしてしまう。完全な仕槙上主義メに
ハ呂寮次ァ
「かつらの耐久年数は3年。外ヤが買えるほどコストをかけてきたが救われた」と顧客
かつら・ウィッグに関する取材は歓迎しております
どうして全般にカツラ・ウイッグ・育毛・増毛関連商品は高いのでしょうか?
ウィズは小さなかつら・ウィッグ屋さんですが、 ユーザーの立場で考え行動するまともなカツラメーカー・ウイッグ会社でありたいと思います。
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